強い者、弱い者
おうちおやこドロップスのクリキンディです。
「大人はこどもを守り助けるもの」
大人の方が力があるし、背は高いし、頭はいいし、経験もあるから自然とそうなります。
それでは、こども同士だったら?
病気の人には?国が違えば?男女は?
私は、ナルコレプシーという病気と付き合っています。
学生の頃は倒れたりすることもあったので、たくさんの人に助けてもらいました。
入院中は、私より重い障害を持っている方に励ましてもらったりしました。
はじめは、
「バカにしないで、私は弱くない。」
と、その優しさに素直になれなかったのですが、ある人から、
「あなたが人を助けられるようになった時に目の前の人を助けてあげて。
今は助けてもらう時。」
と言われて、気付きました。
人はそれぞれ、人に助けてもらう時と人を助ける時があるんだと。
強がってないで助けがいる時は助けてもらいましょう。
そして、必ず自分が必要とされる時がきます。
あの時助けてもらった分、今度は私が頑張る時だと、今そう言える自分がいます。
今でも体調を崩すことがよくあるので、その時はうちのこどもたちが洗濯物やご飯の準備をしてくれます。
こどもが大人を助けることだってできます。
できる人ができない人を、手を差し伸べられる人が誰か必要としている人に、優しさを与えていけば、その優しさはどんどんつながって世界をまあるく一つにできるかもしれません。
日本のこども達が力を合わせて、世界のどこかで困っているこどものために行動して少しでも世界を良い方向に動かしてくれるように。
そんなこども達を育成していきたいと私、クリキンディは思うのです。