クリキンディとおうちおやこドロップス

おうちで過ごす親子に向けた子育てブログ

思い出の味

おうちおやこドロップスのクリキンディです。

 

実家には大きなガスオーブンがありました。

母は、それを使って

グラタンやハンバーグやピザなどを

家族のために作ってくれていました。

 

その中でもたった数回しか食べたことがないのが、

カステラです。

 

なぜか長方形のお菓子のカンカンで焼かれたカステラ。

底にはザラメがぎっしり。

少ししっとりめで、あまーいたまごの味。

焼きたては、絶品です。

 

小さい頃、何度も

「また作ってー。」

とお願いしたのですが、

「お菓子のカンカンが今はないから。」

という理由でほとんど作ってくれませんでしたが。。。

 

それでも私にとって

「忘れられない母の味」

です。

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先日、私の体調が悪くて

お弁当を買ったり、スーパーのお惣菜が数日続きました。

 

すると、こどもが、

 

「お母さんの作った料理が食べたいから

早く元気になって。」

 

と言ってきました。

 

これってすごく嬉しい言葉です。

 

私が料理に込めている気持ちが

こどもにちゃんと伝わっていて、

それがそういう言葉で返ってくるんだなと。

 

母親としての努力が報われたような気がしました。

 

 

 

おふくろの味、ごはんは母親が作るなんていうと

男女差別ですか?

 

もちろんパパが作る家庭もあるし、

買うことの方が多い家庭もあると思いますが、

 

私は、ママがパパやこどものために作るごはんが好きです。

 

家事をメインでするのはママ、

そしてパパやこどもが「手伝う」

という形で私はいいと思うんです。

 

そこで、「ありがとう」が生まれるから。

 

「手伝ってくれて、ありがとう。」

「いつも家族のために料理してくれて、ありがとう。」

 

何でも平等にしてしまうと、

「私だって(俺だって)やってるんだから、お互い様。」

となって「ありがとう」の回数が減ってしまいそうで。。。

 

家族の中でも

「ありがとう」

がたくさんになるといいなと思います。

 

それでは、今日もひとしずく。。。

 

 

あの頃の母に買ってあげたい。。。↓↓↓