クリキンディとおうちおやこドロップス

おうちで過ごす親子に向けた子育てブログ

小梅ちゃん

おうちおやこドロップスのクリキンディです。

 

春を見つけました。

 

 

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かわいい梅の花が咲いていました。

 

この梅の木にはエピソードがあります。

 

長女がまだ3歳にもなっていない時、

高熱が出ました。

2、3日続きまだキツそう。

 

1歳半の次女は数日お外に遊びに行けてないので

フガフガと身体を持て余していました。

 

実母に手伝いに来てもらい、

少しの間長女を見てもらいました。

 

次女と私が公園に遊びに行くというと

長女は、自分も行きたいとわんわん泣いて。

 

「元気になったらね。」

とさとしてもダメだったので、

「じゃ、お買い物行ってくるだけ。」

というとおさまりました。

 

次女だけお外で遊ぶのが

うらやましくて許せなかったんですね。

 

、、、ということで、次女と歩いて公園へ。

しばらく遊んでいると、

 

「おかいもの、いく。」

と次女がいうので、びっくり。

 

買い物に行く気はなく、

ただ長女を落ち着かせるために言っただけだったのに

よく聞いてたみたいで。。。

 

嘘だったというわけにもいかず、

少し遠回りしてホームセンターに行きました。

 

すると、入り口にある花コーナーで、

「これ、かう。〇〇(長女の名前)にあげる。」

と花を指差していました。

 

なるほどー、お見舞いにお花持っていったりするし、

体調悪い長女に花を買って帰るのも悪くないな。。。

 

と感心して花を選ぶことに。

 

フラワーポットに入っているものにしようと話して

(本来ならお見舞いに根がある物はいけませんが、、、)

見て回ると、15センチくらいの苗木に

ひとつだけ咲いている梅の花を見つけて

私が

「見てみて。かわいいねー。」

というと、次女はそれに決めました。

 

他にも色とりどりの花があったのに、

何度も

「ほんとにこれにするの?」

と確かめましたが、本人はそれでいいそうで。。。

 

帰り道、次女は買った梅の苗木を持ちたがりましたが、

まだヨチヨチなので私が持ち、

玄関で次女に持たせ、

「ただいま〜。」

と同時に長女に渡しました。

 

最初は「なぜ木?」

という顔をしていた長女も

ひとつ咲いた梅の花を見てにっこり。

 

私が「小梅ちゃん」と名付けました。

 

訳あって我が家では直植えできなかったので、

実家で植えてもらい、

年々たくさんの花をつけるようになりました。

 

小梅ちゃんが咲く季節になると、

あの頃の小さかったこどもたちを思い出します。

 

それでは、今日もひとしずく。。。

 

 

 梅といえば、つまみ細工の髪飾り。着物や浴衣を着た時に。↓↓↓